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コラム

せつ子のブロードバンド教室 せつ子のブロードバンド教室 第7回

~情報セキュリティーとは何か?~

コラム提供:(株)フォーバル  

「セキュリティー」ってなんだろう?
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「セキュリティー」とは、事件や事故を予め予防するための対策のことで、いわゆる「安全対策」のことです。 安全対策には多くの種類があります。

例えばパソコンやインターネット関連であれば「情報セキュリティー対策」、扉の開け閉めを管理するのであれば「出入管理セキュリティー対策」、万引きなどの防止であれば「盗難防止対策」などです。

「情報セキュリティー」が注目される訳
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以上のように、数多くのセキュリティー対策がある中で、なぜ「情報セキュリティー」だけがいま、特別に注目を集めているのでしょうか?

答えはいくつかあります。

(1)「情報」がお金になる時代となった

従来、窃盗目的の犯罪者が対象とするものは、現金や貴金属、骨董品などの換金性の高いものが主流でした。しかし現在は、顧客リストや社員の個人情報、営業情報などの「情報」が窃盗の対象となりました。「情報」は、IT社会においては換金可能な資産と言える時代となったのです。

(2)IT技術全盛の時代

急速なIT技術の導入によって、セキュリティー対策をおろそかにしたままでIT技術の利用だけが突っ走ってしまっている状態です。情報には価値があり、漏洩したら大変なことになるんだ!ということが、個人情報保護法の施行などを通じ、やっと認識されてきました。

(3)犯罪者もIT技術を利用するようになった

インターネットを利用することで、いながらにして世界中のパソコンと通信を行うことが可能となりました。情報を盗み出すために、わざわざ建物に侵入しなくても、遠隔地から機密情報や個人情報を盗み出すことが可能となったのです。情報を盗み出すにもIT技術を利用するようになったのです。

完璧な情報セキュリティー対策はない

イラスト 「情報セキュリティー対策」と聞いて、直ぐに「ウイルス対策ソフト」と答える方が多いのではないでしょうか。また、印刷した紙は、必ずシュレッダーで粉々に裁断している方も多いと思います。

情報セキュリティー対策は実に奥深くまた広範囲に渡っており、電子メールを暗号化して送信したり、通信相手を確実に認証する生体認証技術など、時には高度なセキュリティー技術を駆使しなければならないときもあります。

イラスト世の中の一般的な法則として、便利になればなるほどに、それに比例して副作用が拡大していきます。例えば自動車を例に取って考えてみます。

自動車は雨に濡れることもなく、早くて疲れず快適で、誰の目にも便利なものとして映ります。しかし自動車が世の中に溢れるようになるにつれ、社会のルールを作り、みんなでこのルール(交通ルール)を守って行かなければならないという副作用が発生してきました。

例えば信号や交通標識がこれに該当します。しかし交通ルールをどんなに厳しくしても、消すことのできない副作用が存在します。それは「交通事故」です。

イラスト自動車の運転手がどんなに交通ルールを守って運転しても、子供が飛び出してくることだってあります。ブレーキが突然効かなくなり、前の車に衝突してしまうことだってあるのです。
すなわち「完璧な」交通安全対策は存在せず、どんなに対策を施しても、事故を100%回避することはできません。

これと同様に、情報セキュリティー対策においても、100%の対策はどこにも存在しません。高度な情報セキュリティー技術を積み重ねても、人間の不注意によって、重要な情報が漏洩してしまうというケースが万が一にもあるのです。

「完璧」は無いが、「最善」は存在する
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完璧なセキュリティー対策は存在しないと言いましたが、実は1つだけ完璧な対策が存在します。
それは「利用しないこと」です。

例えば交通安全対策であれば、車を利用することを完全に止めてしまうことです。
いわゆる昔に戻るのです。
地球上の車という車全てを破棄し、もう二度と車に乗らないようにすれば、交通事故は完璧に消滅します。

イラストこれは情報セキュリティーにも言えることです。
パソコンを初めとしたインターネットインフラを全て利用しなければ、情報漏えいなどの事件・事故は全く発生しません。

しかし高度経済社会がここまで発展してしまった今日においては、車やトラックを利用しないで物流を維持することは不可能です。同様に、インターネットを利用しないでビジネスを行うことも、既に事実上不可能となっています。

このような実情を踏まえた上で、できるだけの安全対策を施してなお、予期せぬ不注意による事件・事故に対してできるだけの事後対応をするために「個人情報漏洩損害保険」などに加入することは、完璧な事前対応ができないが故の最善の事後対応であると言えるのかもしれません。