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コラム

せつ子のブロードバンド教室 せつ子のブロードバンド教室 第14回

~出入管理システム~

コラム提供:(株)フォーバル  

開けっ放しの扉から、閉めっぱなしの扉へ

イラストセキュリティーを考える上で、先ず初めにしなくてはいけないことの1つに、会社の出入口に設置されている扉は「常に鍵が締まった状態にしておく」ことがあげられます。

社員が活動している昼間の時間帯においても、扉の鍵は常に締められている状態にし、開けっ放しにしておいてはいけません。
社員が入ったり出たりするたびに、鍵を開けたり閉めたりし、知らない外部の人間でも勝手に入れる状態にしておいてはいけないのです!

「オートロック」の電気錠を設置しよう!

イラスト上記のように、扉は必要な時にだけ鍵を開け、そして直ぐに鍵をしめなければなりません。面倒な様ですが、これこそが、「セキュリティーの第一歩」へと繋がるのです。

しかし、外出を何度も繰り返す営業マンは、鍵の開け閉めはとても面倒に思うでしょう。社員一人ひとりが鍵を持ち、外出や帰社をするたびに、開け閉めするのは面倒です。
また、鍵を開けっぱなしにし、締めるのを忘れてしまうこともあるでしょう。

この問題を解決するためには、鍵を電気錠に取替えましょう。
電気錠はホテルの扉と同じ効果があります。
扉を閉めたら自動で鍵を締めてくれるのです。

ICカードについて

「IC」は、「インテグレーテッド・サーキット」という意味で、「集積回路」という意味です。ひと昔前の低速なパソコンを、5mm四方の半導体チップの中に収めてしまったと考えて頂いてよいと思います。

ICカードは、名刺大のプラスティックカードの中に、ICチップが1つだけ埋め込まれています。
ICチップの中には、ID番号やパスワード、その他、様々なデータを書き込んでおくことができ、お金の情報を書き込むことで、電子マネーとして使うこともできます。
電池は組み込まれていません。カードリーダーから照射される電磁波を電気に変換して動作しています。

鉄道のIC定期券のように、自動改札機にカードをかざすだけで改札口を通り過ぎることができるように、電気錠と非接触型ICカードを組み合わせると、ICカードをかざすだけで、扉の鍵を自動で開けることもできるようになります。

ICカードを社員証として利用する会社も増えている!

イラストICカードの表面に顔写真と会社の所属部署を印刷することで、社員証として使うこともできます。

このカードをヒモで首からぶら下げて歩くことで、派遣の人や協力会社の人であっても、会社の中に立ち入って良い人なのかどうかが、ひと目で分かるようになりますので、とても便利です。

ログ(履歴)を取ることで、内部犯罪にも対応できる!

イラスト会社へ出入りする扉に電気錠を設置してICカードで電気錠を自動で開ける仕組みを導入する際、
  1.誰が
  2.いつ
  3.何時に
  4.どの扉から
  5.入室したのか、退室したのか
の履歴を取るソフトウェアも導入しましょう。

社員に配布するICカード1枚1枚に全て異なる ID番号をインプットしておき、ICカードがかざされる度に、このID番号を保存しておけば、社員一人一人の通行ログを取得することが可能となります。

イラスト実はセキュリティーは、ログを取得しなければ、その効果は半減してしまうと言われています。

社員にICカードを配布して、ICカードを持っていない外部の人間が侵入しないようにセキュリティー対策に取り組んだとしても、結局のところ、漏洩事件の約8割は内部の社員のうっかりミスなどが原因ですから、これだけでは意味がありません。

外部の人間をシャットアウトすると同時に、内部の人間を監視するためにも、「ログの収集」が不可欠です。

ログを解析すれば、犯人を特定できるぞ!

イラストICカードで電気錠を開けた人のログを取得しておくと、個人情報漏洩事件が発生した場合、過去にさかのぼって、入退室情報を容易に把握することができます。

個人情報を持ち出された可能性のある時間帯が絞られていれば、ログ情報から、その時間に会社にいた人間をピックアップすることも簡単です。