
 銀行窓口で預金を引き出すためには、通帳と印鑑が必要でした。しかしATMの場合は、カードと暗証番号だけで済みますので、便利になったと同時に、犯人にとっても犯罪がやりやすくなってしまいました。
スキミングという方法で、キャッシュカードの磁気ストライプの中に書き込まれていた情報を読み取ったら、今度はその情報を、そのまま別のカードにコピーします。「ダビングする」という言い方の方がしっくりくるかもしれません。
ダビングするカードは、全く新しいキャッシュカードでもいいし、古いカードを使い回しても構いません。録音テープやフロッピーディスクと同様に、磁気ストライプは何度でも新しい情報を上書きすることができるのです。
このようにしてキャッシュカードを偽造できたら、残すは暗証番号を見破るだけです。
多くの場合、銀行口座の暗証番号は、生年月日であったり、電話番号の下四桁であったりします。なぜならば、自分の身近な数字を暗証番号にしないと記憶から忘れてしまうからです。
キャッシュカードはお財布に入っていますが、そのお財布の中には、運転免許証も同時に入れられています。この免許証の生年月日欄を読み取って、ATMの暗証番号としてインプットすると、高い確率で現金が引き出せることが分かっています。
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