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コラム

せつ子のブロードバンド教室 せつ子のブロードバンド教室 第21回

~ 監視カメラって、どうなっているの? ~

コラム提供:(株)フォーバル  

「抑止力」と「事後捜査」のためのカメラ
イラスト
「百聞は一見にしかず」とはよく言いますが、犯行現場で何が起こったのか?
ビデオカメラで録画をしておけば、ウソ偽りなく、全てを明らかにすることができます。

また、コンビニエンスストアや書店、文具店にて、天井のあちこちに監視カメラが設置されていれば、確実に万引き行為がテープに録画されてしまいますので、万引きの発生を抑止することも可能です。  

以上のように、監視カメラには、犯罪を事前に食い止める「抑止効果」と、犯罪が実際に起こってしまった際に、犯人を捜索し犯罪の確証を突き止める「事後捜査」の、大きく分けて2つの効果があります。
監視カメラには、犯罪を阻止する「ブロック効果」は無い

しかし、扉や鍵、鉄格子など、犯人が強引に侵入しようとした場合、監視カメラには犯人をブロックする力はありません。
監視カメラをものとも思わない犯罪者に対しては、監視カメラでは事件を防ぐことはできないのです。

イラスト実はセキュリティシステムには、

   1. 抑止効果
   2. ブロック効果
   3. 事後捜査能力
  
の3つの機能が備わっていなけばならないとされており、どれか1つでも抜け落ちがあれば、セキュリティシステムとしては不足であるとみなされます。  

よって監視カメラは、出入管理システムなどと一緒に導入されることが多いです。
監視カメラは、撮影するだけでは意味がない

監視カメラは、家庭で使用しているビデオカメラとほとんど同じです。
ビデオケーブルを延ばしてテレビに接続することで、お店の中の風景を、休憩室や裏側の事務所で確認することが可能です。
 
イラストしかし、監視カメラで撮影した画像を、24時間見ているわけにも行きません。
コンビニエンスストアや書店は、利益率が非常に低い業態ですので、監視カメラの映像を見ているだけの専門の人を特別に雇うだけの余裕はありません。  

そこで考え出されたのが、監視カメラの映像をビデオテープに録画しておくという方法です。  

監視カメラの映像を常に見張っておけば、万引き犯罪を現行犯逮捕できますが、そこまでしなくても、テープに録画しておけば、何か事件が発生した場合には、直ぐに見返すことができますので、監視カメラとテープレコーダーは、通常セットで導入されることが一般的です。
監視カメラもブロードバンドの時代です

イラスト最近の監視カメラは、インターネットのブロードバンド回線を利用するものが増えています。  

以前の監視カメラは、映像信号を送るためのケーブルを天井裏などに配線しなければならず、設置工事を行うのに、多額の費用が必要でした。  

しかし最近の監視カメラは「ネットカメラ」または「Webカメラ」と呼ばれており、LANやインターネット回線に接続して動画を送ることができるようになりました。よって、専用のケーブルを配線する必要がなくなったのです。  

またインターネットを利用すれば、日本中に点在する店舗を、本社で一括してビデオ録画することが可能となります。
よって各店舗には、カメラを数台設置すればよく、録画装置は本社に1台のみ設置すればよくなりました。  

以上のように、インターネットの通信が高速化され、監視カメラのような動画もスムーズに送れるようになったので、監視カメラを利用した「映像セキュリティ」は、ブロードバンドの波に乗っかって、どんどんと進化を遂げています。
家庭用監視カメラもあるぞ!

インターネットの普及のお陰で、監視カメラの映像は、携帯電話でも見ることができるようになりました。
そこで最近人気を集めているのが「家庭用の監視カメラ」です。  

小さい子供を家に残したまま仕事に出かけなければならなかったり、犬や猫を飼っている家庭では、どうしても外出先から家の中の様子を確認する必要が出てきます。 また子供やペットがいない家でも、長期間に渡って家を留守にする場合、家が泥棒の被害に遭っていないか心配になります。  

そんなときには、家庭用の監視カメラで家の中を撮影した映像を、携帯電話を通じ観察することができます。  

イラストインターネット回線に契約していることが前提となりますが、家の中に設置されているブロードバンドルーターに家庭用監視カメラを接続することで、誰でも簡単に外出先から映像を確認することが可能です。  

人の気配を感知したら音を鳴らしたり、メールを飛ばしたり、ライトを光らせる機能を標準で装備しているものもありますので、とても頼りになります。  

家庭用監視カメラは、月々の使用料などは必要ありませんので、携帯電話のパケット通信料金のみで使用できます。 もちろん、パソコンやUSBメモリに動画を録画する機能も備わっています。  

監視カメラで動画を録画しても、泥棒を撃退できるわけではありませんが、後で警察が犯人捜査をする際に、大きな手掛かりとなりますので、やはりセキュリティとしては、無くてはならない存在ですね!

 

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