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平成30年7月豪雨災害インタビュー 第1回
2018年7月、西日本を中心とした集中豪雨がありました。
被災された皆様及び関係者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
今回、被害のある地域である倉敷市内の設備業者様に、今回の災害に関してお話を伺うことが出来ました。


今藤管工株式会社(倉敷市内 管工事業) 社長 今藤宗一郎 様

【聞き手】一般社団法人全国設備業IT推進会
中四国事務局 元気娘☆南雲

南雲:
倉敷市内ということで、恐らく災害による修繕工事等色々関わっていらっしゃると思いますが、如何でしょうか?
社長:
うーん、今もたくさん問い合わせが来てるよ。
エコキュートとか、水没すると家でお湯が使えなくなってすごい不便だから、災害後すぐから問い合わせがあって取替作業とかしてるよ。
でも、エコキュートの取替工事って、もちろん安い値段ではできないからさ…
言っちゃ悪いけど、まあ、そういう余裕のある人ならすぐに取替できるけど、例えば家を建てたばっかりの人なんかは家の頭金とかにお金沢山使ってて余裕がない事が多いんだよね。
そもそも水害で家そのものが住める状態じゃない、濡れた壁や床をやむなく剥がしたりしててね、まだまだ自分の家で暮らせない人はいるよ。
南雲:
避難所への支援も行っているとお伺いしましたが、どんな状況でしょうか。
社長:
僕、大雨の2日後に空調機材持って避難所に行ったんだけど、ほんとびっくりした。
すっごい暑かった。サウナみたいだった。
避難所になっていた小学校の体育館にエアコンが無いのはまあ分かるんだけど、扇風機も業務用の大きいものじゃなくて一般住宅用の小さいやつが数台しかなかった。
これはまずいと思って、どうにか市に伝えないとって調べたら、Facebookに倉敷市長のアカウントがあって、メッセンジャーで今の状況とか伝えて、空調どうにかしてくれって直談判したよ。
南雲:
そんなことまでなさってたんですね…。
社長:
うん。ほんといつ人が倒れてもおかしくなかった。
今回の災害をうけてエアコンが取り付けられる事になったからよかったけど、体育館規模の広さの場所の空調ももっと緊急時の為に用意するべきだと思う。
例えば冬にこういう事があったら今度は暖房が必要だし。
機材の用意と、小学校に予め置いておくことが出来ないなら、すぐによそから避難所に僕らでもなんでも用意しにいけるネットワークとか作らないといけないと思う。
南雲:
岡山は災害の少ない土地と言われていましたし、地元の方々も冗談めいて「わしら災害ボケしとるけえのお!」なんてよく言うくらいですもんね。
なかなかそういうもしもの時の準備っていうのは、自治体でも後回しになっていたのかもしれないですね。
社長:
河川の管理費が削られていたのは確かだからね。
どうも川の氾濫の原因も、雨で水が増えたのもあるけど、川底をあまり掘っていなかったみたい。こういうのって地元の人しか分からないよね。
南雲:
地元の人でも知っている人は限られていそうですね…
社長:
そうだね。こういう安全に暮らすための市の頑張りって、やってもやってなくてもなかなか目立たないからね。
でも桃太郎ジーンズで倉敷を盛り上げようとか言うなら、もう少しこの辺のことをやるべきだったし、こういうことをもっと知らせるメディアも必要だったんじゃないかな。
南雲:
なるほど。他に気になったことなどありますか?
社長:
倉敷市はボランティアの受け入れ態勢が整ってなかったなあ。
隣の市はどんどん受け入れて、あれこれさばいていたみたいだけど…倉敷はそれが無かった。
最近はSNSがあるから、被災した人は個人で知人に依頼して、知らせを聞いた個人が少量の物資を運んでくるんだよね。
それが相当な人数になるから交通もパンクしたし…
ボランティアの物資を市役所に集めて、そこでさばいてもらったらいいのになって思いました。
市がまとめ役を買って出ないと、個人が押し寄せてくるよ。
南雲:
設備業の観点から、今回のような緊急時に備えて、した方が良いことってどんなことが思い浮かびますか?
社長:
受水槽だね。受水槽ってわかる?
南雲:
マンションの上とかにある、水を貯めておくやつですよね。
社長:
うんそれ。あれ使えたらいいのにな。
緊急時に管に水がいかないようにストップさせて、なおかつその受水槽の水を避難所に送るためのポンプも用意しなきゃいけないけど。
あとは、避難所にお風呂を用意したい。
自衛隊がお風呂を作ってくれるだけじゃ間に合わないし、もっと地元で、スピーディーに水と湯が確保出来るようになったらいいね。
南雲:
受水槽良いですね!さすがプロの意見って感じです。
社長:
うん!だから開発して。
南雲:
えっ、うちでですか。
社長:
うん(笑)
避難所の状況等も目の当たりにしている今藤社長は、とてももどかしそうでした。
設備業界はライフラインを扱っていることから、業界全体で緊急時の支援に非常に前向きな姿勢が感じられました。
それを無駄にしない、支援者の運用のシステムが必要だと感じました。
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