激減する建設投資、縮小する市場、離れていく若い就業力、これらの危機を目の前に、業界そのものを存続させる為、建設業界における業界再編が本格化しています。
これまで声を上げなかったスーパーゼネコンを含む業界メジャープレーヤー各社も2020年、2021年のIRを通じ、M&Aを通じた国内総合建設業界の再編への取り組み強化を発信しており、今後大手主導の全国的なシェア獲得競争が更に深刻化します。
この状況下で、日本各地で地元に根付いた展開をしてきた中小の建設会社は、水面下で大手企業へのグループ入りを進めています。中小の建設会社が生き残りをどのように動いているのか、建設業界における業界再編型M&Aの具体例とともに、経営者がどういった目的と条件で他社と組んでいるのかを説明します。
社員の雇用を守る為、社員の家族の生活を守る為、その為に企業の存続と発展を考える経営者の苦悩を紐解きます。
【日 時】2021年 11月5日(金) 16:00~16:45
【場 所】WEBセミナー ROOM6
(M&A カンファレンス 2021 自由に選べるテーマ別36講演 6-F)
【参加費】無料
【スピーカー】

東亜グラウト工業株式会社
常務取締役 大岡 太郎 様
東京都杉並区出身。海外各地で仕事の関わりがある父の薦めで単身留学。オーストラリア・パースのアクアイナス高校卒業後、シドニー大学の商学部・工学部の2学部へ同時入学。
2012年に三菱重工業に入社。原子力営業部に配属され、関西電力の美浜発電所及び火災対策等の再稼働対応に従事する。
2015年に三菱重工業を退職後、父が創業した東亜グラウト工業の取締役に就任。主に下水道事業を担当し、技術開発、業界内での仕組みづくり、M&Aを進め本事業のみで売上50億(’15)から120億(’21見込み)へ。
モットーは「他人・他社と違うことに挑み続ける」、趣味は登山と読書。

株式会社日本M&Aセンター
建設業界支援室 室長 高山 義弘
同志社大学商学部卒業。
大学在学中に外食事業会社の立ち上げに参画し取締役として8年間経営に携わる。2012年公認会計士試験合格後、大手監査法人にて証券会社及びファンドの財務監査及び内部統制助言業務に携わる。
その後別M&Aファームでの建設・不動産業界におけるM&Aコンサルタントの経験を経て、日本M&Aセンターに入社し、建設業界のM&A成約に取り組む。AIベンチャー企業とJFEエンジニアリングのM&A、上下水道工事会社とミライトのM&A、東証一部上場大手建材卸会社の子会社譲渡等を手掛けた。
【主 催】株式会社日本M&Aセンター
【お問合せ】イベントに関するお問い合わせは以下よりご連絡ください。
株式会社日本M&Aセンター 0120-169-785(平日9時~17時30分)