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定例会実施報告

平成27年 12月9日(水)
全国設備業IT推進会「第105回 協賛パートナー定例会」


意見交換会 報告

12月9日(水)、当会「第105回 協賛パートナー定例会」にあたる今回は、設備業の組合員の方々にお越しいただき「意見交換会」を開催しました。会場はサイボウズ株式会社様のカンファレンスルームをお借りしました。

当会 井上幹事長と犬養会長より開会挨拶の後、【第一部】のパネルディスカッションでは、6名のパネリストの方々にご登壇いただき、「設備業界及び組合の現状、課題について」お話を伺いました。
また、【第二部】のグループディスカッションでは、業務別に3グループに分かれて、当会推進メンバーからの個別質問にも率直なご回答をいただき、大変盛況な会となりました。

日時

平成27年12月9日(水)14:00~17:40

場所

サイボウズ株式会社 カンファレンスルーム1、2
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階


内容

14:00~14:10 開会挨拶
14:15~15:15 【第一部】パネルディスカッション
  1. 設備業界の現状、IT化の実態、問題点・課題、お困りごと
  2. 組合の活動状況、ITへの取り組み、問題点・課題、お困りごと
【電気工事】
■関東電気工事青年部連合会 会長 梁瀬 恭一 様
■千葉県電気工事工業組合 青年部会 会長 冨田 一郎 様
■東京都電気工事工業組合 青年部会 会長 宮本 圭一郎 様

【管工事】
■東京都管工事工業協同組合 青年部長協議会 会長 村上 竜馬 様
■愛知県管工事業協同組合連合会 青年部協議会 会長 中島 誠照 様
■川崎市管工事業協同組合 青年部会 会長 川又 健太郎 様
15:30~17:00 【第二部】グループディスカッション(各業務についての個別質問)

◆ Aグループ
  1. 積算見積、拾い出し
  2. 原価管理
■大阪府電気工事工業組合 理事 松倉 靖浩 様
■関東電気工事青年部連合会 会長 梁瀬 恭一 様
■千葉県電気工事工業組合 青年部会 理事 鈴木 健一 様
■全国設備業IT推進会 理事 桧山 義則 様
■全国設備業IT推進会 理事 下山 俊彦 様
■東京都管工事工業協同組合 青年部長協議会 会長 村上 竜馬 様
■愛知県管工事業協同組合連合会 青年部協議会 会長 中島 誠照 様
■川崎市管工事業協同組合 青年部会 会長 川又 健太郎 様

◆ Bグループ
  1. 図面作成(CAD)
  2. 電子納品、写真管理(カメラ)
■千葉県電気工事工業組合 青年部会 副会計 佐藤 直史 様
■東京都電気工事工業組合 青年部会 副会長 形屋 潤志 様
■全国設備業IT推進会 会長 犬養 弘之 様
■全国管工事業協同組合連合会 青年部協議会 理事 太田 勝晶 様
■全国管工事業協同組合連合会 青年部協議会 総務副部会長 仲儀 公亮 様

◆ Cグループ
  1. 会計給与、マイナンバー対策
  2. ホームページ、クラウド活用
■千葉県電気工事工業組合 青年部会 会長 冨田 一郎 様
■東京都電気工事工業組合 青年部会 会長 宮本 圭一郎 様
■全国管工事業協同組合連合会 青年部協議会 幹事 瀧島 康秀 様
■全国設備業IT推進会 理事 梶 英正 様
17:00~17:30 グループ発表
17:30~17:40 閉会挨拶
井上幹事長
井上幹事長
犬養会長
犬養会長
パネリストご紹介
電気工事
関東電気工事青年部連合会
会長 梁瀬 恭一 様
千葉県電気工事工業組合 青年部会
会長 冨田 一郎 様
東京都電気工事工業組合 青年部会
会長 宮本 圭一郎 様
管工事
東京都管工事工業協同組合 青年部長協議会 会長 村上 竜馬 様 愛知県管工事業協同組合連合会
青年部協議会 会長 中島 誠照 様
川崎市管工事業協同組合 青年部会
会長 川又 健太郎 様
設備業界及び組合の現状、課題について
設備業界について -業界動向・トピック、旬なネタと今後の見通し-
中島会長
テレビ等では建設業が活況のようなイメージがあるが、中部の設備業では、そこまでのことはないのではないか。名古屋駅前の再開発等、大手サブコンの工事が多い現状はあるように思う。
今後オリンピックに向けた建設需要等で東京に業者が流れていくと忙しくなるとは思うが、単価については懸念がある。

消費税など先のことを考えると地元レベルでは公共工事と民間のバランスを取っていかなければいけないのかなと思われる。
建設自体の単価が上がっていると思われるが、設備業者は微増といったところではないか。
村上会長
東京もあまり変わらない。東京では建物、戸建、道路の業者が分かれているが、道路工事がこれから増えていく。昨年と変わらず耐震化による本管の工事が多い。

民間に関しては、リフォーム関係は伸びていると思う。新宿のTOTOなどショールームも派手になってきている。
川又会長
地元では、道路(本管)の業者と建物の業者が分かれており、道路(本管)工事は土木業界がやっているので入る余地はなく、詳しくないのが現状。

ここ2~3年、地元では公共工事は増えていると思う。1,500万以下の仕事が不調になることが多い。
太田理事
地元は、業者の数が多く競争率が激しい。仕事はあるが東京に職人が引っ張られる。また、業界全体的に若手が入ってこない。汚いイメージやお給料のことなどで若手が育たない。
梁瀬会長
建築関係は忙しい業者が多いが、施設等は特に変わらない。秋口くらいから工場の新しい設備の相談が出てきているので、今後仕事量が増えるのではと感じている。

施設、リフォーム関係の仕事は増えている。新築の住宅はほとんど施工していない。
冨田会長
工事における管理費用を下げるために、工事の工期が昔と比較して短くなってきている。
極端な例では、工期が半分になった現場もある。理屈の上では可能ではあるが、実際は短期間で多くの人を動かさなければならず、少ない管理者に大きな負担がかかることになる。
しかし、増えた負担に対する金銭的対価は発注者からは支払われない。 これが工事現場でのコストダウンの現状。
また、現場で働く従業員の福利厚生の充実化が課題である。

現在、自社の受注割合としては、公共工事が3~4割を占めている。
全ての公共工事がそうではないが、発注元はコンサルタントに依頼した積算、単価見積りの価格を参考に予定価格を決めているが、その際に歩切りをしているため、予定価格が低くなってしまっている。 入札は競争のため、予定価格より十分に低い価格で応札しなくてはならないため、実情に合った予定価格を発注者に理解してもらえるかが課題。
宮本会長
組合全体としては景気は良いと思う。
意見交換会

 

意見交換会

 

組合の活動状況 -活動内容、積極的な取り組み、抱えている課題、改善点-
梁瀬会長
関東では、先輩方から引き継いで事業をしているが、組合そのものの組織や歴史を見直し、親会の意見を聞きながら、もう少し掘り下げて事業をしていきたい。
平成8年から一都八県の組合が集まって発足し、20年になる節目の年で、記念誌の作成や組合自体をPRできるような事業等を検討している。

工業高校との交流事業については、昨年6月に関東で開催し、一年で、千葉、埼玉、神奈川、群馬で出前授業や技能試験の指導を行っており、全国的にも展開して今後も継続していく。また、より高いレベルの授業を行うだけではなく、設備業界に入ってもらえるような取組みも検討している。
冨田会長
組合の抱えている課題としては、高齢化の問題がある。より良い事業を続けていくため、いかにして人を集めるかが課題である。組合のメリットは、組合員のボトムアップであり、人や情報や仕事が繋がる場の提供である。

関東電気工事青年部連合会では、新年1月の講習会で、それぞれの地域でどのような活動をしているか意見交換をする予定である。これにより、組合活動の活性化を図っていきたい。

千葉では本年2月に、工業高校で出前授業で電気工事を実際に見て体験してもらった。事前アンケートでは電気工事業に進んでもいいという生徒が1~2割程度であったが、出前授業後は50%くらいに上がっていた。
一年生では出前授業、二年生で技術指導、三年生で意見交換会というように、複数年にわたって学生と関わりが持てるようにしている。最終的には、工業高校生が地元電気工事業界に興味を持ち、入職までしてくれるようにしたい。
桧山理事
活性化委員会は、組合員減少の防止や新規会員獲得が狙い。新規加入者の目的や具体的な組合メリット(組合でとった仕事、保険、M&A、事業承継)を出していけるよう取り組んでいる。
下山理事
活性化委員会の取組みとしては、個別チームに分かれて、来年度から実働するために検討している。
中島会長
圧倒的に高齢化が進んでいる。これから先、仕事があっても受注できない可能性がある。技術も繋がっていかないのではないかという懸念がある。人材確保(特に衛生、本管)が課題である。
村上会長
人材斡旋のため全管連としてベトナム視察に行く予定。

青年部は人数が少なくなってきている。定年制50歳の年齢を上げようかという考えもあったが、若年化と加入促進プロジェクトに取り組んでいる。各種連絡をFAXではなく、LINEでとるようになった。役員は全員スマホになった。出来るだけIT化を進めるように努力している。
川又会長
地元では、ここ20年程、中学校で職業体験をしている。去年から定時制高校へ職業体験をしている。CADを描いてもらったり、中学校は楽しんでやってくれているが、 定時制高校等ではあまり手応えがない。少しでも興味を持ってもらえるよう取り組んでいきたい。
橋本理事
全国設備業IT推進会関連として、人材の確保のため、一年前に「ASEANTEC協同組合」を岡山に設立し、外国人技能実習生の受け入れを既に始めている。今後も継続的に取り組んでいかなければならないと考えている。
意見交換会

 

意見交換会

 

積算見積、拾い出し、原価管理
(グループディスカッション Aグループ)
積算見積、拾い出し
拾い作業の標準化・教育など、どのようにお考えですか?
  • あまり拾い出し作業はない。
  • 内訳数量表は、適切な数量になっているか。
    適切な数量でない場合が多いが、公示から時間がない場合が多い。
    改修工事は、見えない部分が多い工事になるため誤差は多い。
  • 大きい工事が少ないため、経験値での積算を行っている。
  • 業界全体の知識の底上げをするために、教育は必要。
    電気工事の分野では、教育制度は確立されていない。時間が無い。
    正確に積算しても通らないなどはあるが、基本が分かった上で積算できるようにする必要がある。
  • 組合(電気)としては、知識習得のための補助は行っている。
  • 公共工事を請け負っても、拾い出しを現場で行う。
拾い出しのソフトについてどのような利用方法があると考えられますか?
  • 拾い出しソフトの認知はある。
現場で拾い出し・積算見積をすることがありますか?
  • 現場に直接行って材料の数を数えて、見積をすることが多い。
  • 現場に行って、どれくらいの値段がかかるか即答する場面が多い。
  • 必要な情報を拾って、会社に帰って積算する。
  • その場で見積が作れることもいいが、その場で請求書発行ができたほうが良い。
    レシートではなく、A4の紙に印刷できるようにしたい。
歩掛を利用して見積をされていない人がいますが、どのような課題が考えられますか?
  • 根拠のある見積ができていない。
  • 1棟いくらの根拠を出すためのベースづくりに使える。(大きな現場だけに必要ということはない)
  • 大きな現場になれば、きちんと歩掛を使った見積をする。
  • どんぶり勘定だと抜けがある場合がある。どんぶり勘定でも基準は作っている。
  • 経験値で作った見積と歩掛で作った見積の比較はしたことはない。
作成された見積・見積に関係した書類図面などの管理はどのようにされていますか?
  • 作成した見積は作成年月日ごとに管理。図面はファイリングして管理。
    受注したものはきちんとフォルダを作って管理している。
  • サーバと紙の管理両方行っている。(データ紛失時のため)
  • 図面以外の役所の書類やFAXなどの媒体も一緒に管理している。
積算ソフトを導入するうえでの一番決め手にある点は何ですか?
  • 階層の多さ。
  • 相見積を作れるかどうか。(簡単に会社名やフォーム、数量を変更できる)
  • 使いやすさ。
社内の積算スキル向上目的で積算の講習会などに出席されたりしていますか?
  • 組合での斡旋を行っている。
  • 全日出版社主催の講習会に参加したことがある。
  • 講習会後のフォローをしてほしい。
  • 勉強会の内容も、積算の知識の習得度に合わせて実施する必要がある。
  • 積算業務の習得にかかる年数は、業務内容による。現場経験がないと難しい。
地域差はありますが、発注者が施工パッケージ型積算を採用しています。
対応についてはどの様にお考えですか?
  • 認知されていない。土木中心。水道(本管)がメインになりそう。
地域差はありますが、発注者が予定価格を事後公表に移行しています。
積算ソフトに優先して求める機能・サービスは何ですか?
  • 川崎市の土木では業者が同じ積算ソフトを使っているため、金額が同じ業者が多い。
    電子くじで業者決定する。
  • 過去のデータを基に、積算データを更新できる積算ソフトがあればいい。
積算の分野で、全国設備業IT推進会にはどの様なサービスを期待していますか?
  • ソフト紹介だけではなく、業務知識の底上げを行える仕組みを提供してほしい。
原価管理
現場ごとの原価計算及び管理はされていますか?管理方法は?
  • 工事後に、Excelで、材料費や人件費などを入れて計算している。
  • 積算段階で、原価を入力している。
スマートフォンを利用した、発注・日報作成などができたら利用しますか?
  • きちんと業務内容にマッチした提案であれば良い。
仕入先から請求データをいただけることができれば有効利用できると思われますか?
  • Excelのデータをもらっている。
  • FAXもしくは請求書に仕入データを入れてもらっている。
  • 入手したデータを見積ソフトなどで使える仕組みが整っていればいい。
意見交換会

 

意見交換会

 

図面作成(CAD)、電子納品、写真管理(カメラ)
(グループディスカッション Bグループ)
図面作成(CAD)
設備用の専用CADと汎用CAD、どちらを使用されていますか?
  • ご利用中のCADについて
    システムズナカシマ電気設備専用CAD・・・奥様に図面業務を。CAD初心者でも使いやすいCADを望む。
    JWCAD・・・役所や取引先からの図面もJWが多い。
    設備図だけでなく道路使用許可など関連する図面も書きやすくなると良い。
    Mac系図面が読めないこともある。
    AutoCAD・・・本管発注者(役所)がAutoなので。
設備用3次元CADは使用されていますか?2次元CADと使い分けていますか?
  • 参加されてる中では3次元CAD利用はなし。
  • 今のことろ必要性は感じられない。
  • そもそも建築から3次元データがでてこない。設備CADで2次元の建築を3D化する機能はある。
  • メーカー属性を持った3次元設備データになるので、数量拾い等作図以外の用途にも使える。
  • 説明する相手が技術知識が乏しい場合は、3次元で図面を提示説明できれば好ましい。
  • 3次元で設計すればプレカット的な施工は、技術的には可能になる。
  • 道路規制の図面で3次元化のニーズは、必要性あり。CAD図面+写真で対応している。
  • 【有償CADについて】
    フル機能は必要ないので、必要な機能の切り売り(自由な組み合わせ、低コスト)をして欲しい。
オリンピック関連終息後、改修工事メインに移行すると思いますか?
3Dスキャナによる既設点群データ取り込みなど需要はありますか?
  • 建物の図面化について
    民間建物では図面が残っていないケースが多い。
    現状でも時間をかければ図面化できるが、どこまで効率化できるか。
    マンションの改修が多い。(築25~30年)
    管理組合から(建築が入らない)直請けであれば図面作成に関わる。
スキャナ等で読んだ図面の画像をCAD内で下敷きにできると、
図面作成はどの程度効率性は上がりますか?
  • TIFF等にしてCADに貼り付け、その上に作図していることは多いのでは?
    縮尺を合わせるのが難しい。
    画像を貼り付けたCADデータが納品物として承認されないこともある。
    画像CAD変換ツールは提供可能。
外出中にスマートフォン・タブレットで図面を見ることがありますか?
編集することがありますか?
  • PDFを見ることはある。
  • 打合せの場で図面を編集する時間はない。メモ程度。
  • スマホの画面サイズではやらない。必要であればノートパソコンを持って行く。
  • 声で操作できればいいかもしれない。
電子納品、写真管理(カメラ)
写真管理にはどのようなソフトを使用されていますか?
  • エクセル・・・民間メイン。枚数が少ない(20枚~)。使いやすいテンプレートがある。
    蔵衛門御用達(オリンパス)・・・公共、民間で活用している。電子納品だが印刷もしている。役所提出形式(ビューワ)にも対応している。
    【周りの業者は?】武蔵
    ※社内でも複数のシステムを運用しているケースあり。
  • ※写真管理ソフトで、アルバム作成だけでなく関連書類も作れるようになったらいい。
スマートフォンカメラの活用
  • 防水、防塵面でスマホは難しい。
    ただクラウド連携はメリットがあるので、デジカメ+クラウドのサービスはないか。
    デジカメ+Wi-Fiでデジカメからスマホ転送可能。
    SDカードに通信機能がついてものがある。
  • 工事専用のスマートフォンがあれば普及するかもしれない。
    そのようなモデルも出始めている。
工事写真の小黒板を電子化する動きがあります。国や役所の公共工事は電子納品などの基準がありますので今後の方針次第になると思いますが、民間工事での活用に向けて問題、課題はありそうですか?
  • 民間では黒板は使わない。
  • 今後はスマートフォンを工事写真に活用することも増えてくるのでは。
意見交換会

 

意見交換会

 

会計給与、マイナンバー対策 (グループディスカッション Cグループ)
マイナンバーについて
マイナンバー収集について
  • 社員少人数のためマイガードを利用しマイナンバー管理を行う。
    収集自体は、本人立会いで本人確認しながら収集。
  • 現状は管理しておらず、紙で回収し紙で管理をする予定。
  • 家族経営のため、紙で管理予定。
  • 税理士&社労士の先生に任せる、現状は未回収。
  • 今年は収集を行っていない。
  • マイナンバー収集は、従業員以外も管理する必要がある。
    支払調書を提出すべき社外対象者の情報も収集する必要がある:個人に業務を委託している場合。
  • 社労士などの業務委託先に任せるので法人番号だけ伝えている。
    社員100人以上の場合は、規定作成が必須になる。取り扱い担当者は決める必要がある。
    無料のサンプルもサイト等に上がっているので利用するのが良い。
    社労士や税理士の方もまだ遅れているので準備できていない士業の方もいる。
  • 情報が漏れた場合、1件につき3万位掛かるだろうと想定。(弁護士試算)
マイナンバーの個人番号カード申請は行ったか?
  • iPhoneで簡単に申請できる。
  • 1枚目の申請は無料で行える、再発行時は費用が掛かる。年齢によって更新が必要:有料の可能性あり。
マイナンバー自体の運用についてはどういう体制を取っているか?
  • 社労士の方に主に任せている。
  • 社内に経理担当がいる、その他保障関係は社労士に任せている。
物理的な安全管理措置は行えているか?
  • パーテーションを用意して取り扱い責任者を隔離して業務を行う。
いつまでに対策を行う必要がある?
  • 収集までに法律的には準備しておく必要がある。
社外支払先がマイナンバー提出を拒否したら?
  • 依頼したが提出を拒まれた記録を残す。
  • 規定書を用意し対策を行っていたという履歴を残す。
  • NPO法人などは個人番号が配布されないケースもあり:会社の登記ベース
  • 外国籍の方も配布されるのでしっかり対策を行う必要がある。
商工会などでのセミナーには参加している?
  • 全国会のセミナーで概要は理解いただいたが詳細については把握仕切れていない。
  • セミナー企画はあるが実施されていない。各経営者が個々で学習している。
  • 社労士のセミナーなどに参加し規定書なども収集している:頻繁に参加したほうが有利。
    組合が組合員のためにセミナーを用意することで組合メリットが出るのではないか。
  • PCA:セミナーを定期的に行っており何度も参加いただく方が多い。
マイナンバー対策チェックシートなどを用意して企業毎の評価をしてはどうか?
  • 全国会のセミナーサービスとして検討。
各社の対策?
  • 現在は社労士や税理士の方がプライバシーマークやマイナンバー検定などで学習している。
給与計算について
自社で給与計算を行っていますか?
  • 給与計算ソフト利用:2社、手計算:2社
  • 今後はマイナンバーを利用して帳票類(源泉徴収票など)の発行が必要になる。業務負荷が増える。
会計について
財務会計について、経理は自社で行っているか?
  • 弥生会計を利用し、現金の出し入れなどを行っている。
    試算表などの把握までは行っていない。
    税理士に渡すだけの最低限の資料のみ作成している、粗利までは把握している。
    税理士から2週間くらいで結果が返ってくる。
原価管理を行っているか?
  • 積算ソフト内で行っている。
    細かい内容については、現場ごとに紙ベースで管理。
  • 原価管理ソフトを利用し管理、経営審査の情報まで把握できる。
  • 大型物件があまり無いため現在は行っていない。
領収書や請求書の電子化はできていますか?税理士に任せている?社内で行っている?
  • 電子帳簿保存法により、スキャンして電子化管理することで紙の管理が必要なくなる。
  • 電子契約を行うと印紙税が必要なくなる。
    税務署に届ける、組合での活用により組合メリットが出る。
  • 様々な対策を行うことで経営審査の評価が上がる。(ゴルフの会員権所持など)
ホームページについて
ホームページを持っていますか?
  • 十数年前に作って運用している。
    メンテナンス担当を作って運用している。
  • 仕事では役に立っていないが、求人の際にはホームページが必須になる。
    社外的な見栄えとして必要な要素。
SNSの活用について?
  • 施工事例など最低限の情報配信を行うことで企業イメージのアップにもつながる。
ホームページの役割
  • 攻めの営業、新しい取り組みを行う際に必要なツール。
  • ホームページから650万のリフォーム案件を獲得できた。
    会社の顔が見えることでお客様の安心感を獲得できる。
  • SEO対策で評価を上げておくと良い。
クラウド活用について
どのように活用していますか?
  • データストレージを利用して社外での情報共有:ドロップボックスなど。
  • 現在は活用できていないがより利用方法があれば活用したい。
  • 会計事務所などとクラウドで情報共有すると事前監査をしていただきやすくなる。
今後について
  • 消費税の軽減税率について今後全国会の議題として行いたい。消費税10%の時代が来る。
意見交換会

 

意見交換会

 

ご参加いただきました皆様、大変貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。
今年は当会設立10周年です。取り巻く環境が大きく変化する中、定期的にこのようなイベントを開催し、設備業界の更なる活性化に取り組んでまいります。
引き続きご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

全国設備業IT推進会 運営事務局

意見交換会

 

意見交換会

 

意見交換会のあとは恒例のお楽しみ、忘年会・懇親会を開催しました。

忘年会・懇親会
忘年会・懇親会
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